※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
25万円の洗濯機を買った。パナソニックのNA-LX129BL。妻と二人暮らしの30代が、洗濯機にこれだけの金額を出すのは正直迷った。でも結果から言うと、後悔は1ミリもない。むしろ「なぜもっと早く買わなかったのか」と思っている。
それまで使っていたのは一人暮らし時代から引きずっていた全自動洗濯機(縦型・7kg)。洗濯だけして乾燥は外干し、雨の日はコインランドリー。結婚してからも同じスタイルを続けていたが、二人分の洗濯物が増えて週3〜4回のコインランドリー通いが地味にきつくなっていた。
購入を決めたのは昨年の梅雨だった。洗濯物が乾かず、コインランドリーで週に1,500円以上使い続けて「これ年間換算すると結構な額じゃないか」と計算し直したのがきっかけだった。
NA-LX129BLを選んだ理由
ドラム式の選択肢はいくつかあった。パナソニック・日立・東芝・シャープ。価格帯は20〜30万円。最終的にNA-LX129BLにした理由は3つある。
一つ目は液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能。タンクに洗剤を補充しておけば、洗濯のたびに適量を自動で入れてくれる。「洗剤入れ忘れた」というミスがゼロになった。洗剤の入れすぎ・少なすぎもなくなり、実際に洗剤の消費量が体感で2割くらい減った気がする。
二つ目はナノイーX搭載の除菌・消臭機能。花粉やニオイへの対応。これは後述するが、タオルのニオイ問題が解決したのが地味に大きかった。
三つ目は容量。洗濯12kg・乾燥6kg。二人暮らしとはいえ、バスタオルやシーツを一緒に洗えるくらいの余裕が欲しかった。
乾燥機能を実際に使った感想
洗濯→乾燥まで全自動で任せると、所要時間は約2〜3時間。夜寝る前にスタートして、朝には乾いている状態にするのが今の我が家のルーティンだ。
乾燥機能の仕上がりは「ほぼ外干しと同じ」か「それ以上」だと思う。ヒートポンプ式なので生地への負担が少ない。綿100%のTシャツや薄手のシャツはほとんどシワにならない。逆に厚手のパーカーやジーンズは若干シワが残ることがあるが、ハンガーにかけておけば気にならない程度になる。
タオルは乾燥機にかけると「ふわふわになる」とよく言われるが、本当にそうだった。縦型の時代に外干ししていたタオルはどこか硬くなりがちだったが、ドラム式乾燥後のタオルは確かに柔らかい。これは思ったより違いが大きかった。
それと意外だったのが、タオルのニオイ問題が完全に消えたことだ。梅雨時期に外干ししていたときは、乾いたつもりのタオルが翌朝使うと少し生乾き臭がすることがあった。ドラム式乾燥後はそれが一切ない。ナノイーXの効果なのか、高温乾燥の効果なのかは分からないが、結果として解決した。
時短効果の数字
洗濯にかけていた時間を計算してみると、導入前後でかなり変わっている。
| 作業 | 導入前(週) | 導入後(週) |
|---|---|---|
| 洗濯物を干す | 約60分 | 0分 |
| 洗濯物を取り込む | 約30分 | 0分 |
| コインランドリー移動・待機 | 約90分 | 0分 |
| 洗濯機への投入・取り出し | 約20分 | 約10分 |
| 合計 | 約200分 | 約10分 |
週に約190分、月に換算すると760分=約12〜13時間の節約だ。「時間を買う」という言い方は大げさに聞こえることもあるが、この数字を見ると確かにそういうことだと実感する。
電気代はどう変わったか
これが一番気になるポイントだと思う。ドラム式乾燥機は「電気代が高い」というイメージがある。実際のところを測定してみた。
NA-LX129BLはヒートポンプ式乾燥を採用している。電熱式(ヒーター式)に比べて消費電力が約1/3程度というのがメーカーの謳い文句だ。
電力モニターで1回の洗濯〜乾燥(約2.5時間フルコース)を計測したところ、消費電力は約0.8〜1.0kWh。電気料金を30円/kWhとすると1回あたり約24〜30円。週4回使うとすると月に約400円前後。
それまでコインランドリーの乾燥機に月に1,500〜2,000円使っていたことを考えると、電気代として月400円程度なら十分もとが取れている。ただし電気代は使い方と料金プランによって変わるので、参考値として見てほしい。
25万円の元は取れるのか
コインランドリー代の節約分だけで計算する。月1,500円の節約だとすると年間18,000円。本体代25万円を回収するのに14年かかる計算だ。「コスパ的に元が取れない」と言う人もいる。
ただ、時間を金銭換算すると話が変わる。週190分、月760分≒12.7時間。自分の時給を1,000円として計算しても月12,700円、年間15万円以上の価値になる。
コインランドリー代+時間価値で考えると、2年以内に元が取れる計算になる。「家電に25万円」という数字のインパクトに引っ張られてしまうが、使い続ける前提で考えれば高い買い物ではないと思う。
デメリットも正直に書く
良いことばかり書くのもフェアじゃないので、使ってみて気になった点も書く。
まず設置場所の問題。ドラム式は縦型に比べてサイズが大きく、特に奥行きが出る。我が家の洗濯機置き場は奥行き62cm対応と書いてあったが、壁との隙間がかなりタイトになった。設置前に必ず採寸することを勧める。
次に乾燥に時間がかかること。洗濯のみなら1時間以内で終わるが、乾燥まで込みだと2〜3時間かかる。「今すぐ乾いたシャツが必要」という状況には対応できない。ある程度余裕を持ったスケジュールが前提になる。
あと乾燥フィルターの掃除が必要なこと。乾燥を使うたびにフィルターに埃がたまるので、週に一度は掃除が必要だ。慣れれば2〜3分で終わるが、作業自体は発生する。
買って変わったこと
洗濯のストレスがゼロになった、というのが正直な感想だ。「雨の日どうしよう」「コインランドリー行かなきゃ」という思考が生活から完全になくなった。
些細なことに聞こえるかもしれないが、毎日のことだから積み重なると結構大きい。天気を確認しながら洗濯タイミングを考える、という行為自体がなくなったのは思ったより快適だった。
25万円という金額は確かに安くない。でも「買えばよかった」ではなく「もっと早く買えばよかった」と思っている。一人暮らし時代からずっとドラム式を使っていれば、それだけ多くの時間を他のことに使えたはずだ。洗濯機の買い替えを検討しているなら、ドラム式への切り替えは真剣に考える価値がある。
